【HONZメルマガ 4コマ漫画】015 久保洋介

こんにちはメルセデス新井です。

カナダのサマーキャンプに息子を参加させるため、2週間ほどビクトリアに旅行してきました。公園は花が咲き乱れ、遊具も最新デザイン。リスや孔雀もいます。最初は新鮮で良いのですが、結局、連日公園をはしごする自分に気がつきました。ただ子供にはとってはよい環境です。

そして帰国する前にバンクーバーへ移動し、学生時代の友人と15年ぶりに会うことに。彼女はシアトルのギャラリーで働いているため、「展示するから絵をちょうだい」と気軽に言われました。こちらもオッケーと言ったものの、深夜に子供が寝ている間ホテルのバストイレで制作するしかありません。なんとか朝に完成し、渡してきました。HONZの読者は、海外でも活躍される方も多いかと思われます。シアトルにお近くの際はぜひギャラリーまでお立ち寄りください。
ちなみに作品は臭くありません。

さてアメリカといえば、HONZ初期メンバーである久保洋介は、今でこそ商社マンでエネルギーに精通し活躍していますが、若い頃は俳優を目指し渡米したそうです。体育会系で、飲み会でも最後までいる人間のひとりです。(No.1は刀根明日香)もし彼が著書を出すとしたら、ぜひ帯のキャッチフレーズに「俺がエネルギーだ!」と掲載してほしいです。

 


[Autobiography] Why draw pictures - anime

 (c)Fuzuki Arai

 

I started painting when I was 3 years old, I liked drawing anime illustrations.

 

When I went to an elementary school I drew pictures on the paper and my friend said when they saw them :

"Wow, your paintings are nice. Could you draw something for me?"

"Ok, sure", I said.
He was pleased by the picture.

 

Other friends asked me to draw something for them as well, almost every pupil in my class wanted me to draw something for them.

"You are very talented" They said, but I was a very shy boy.
"Can you stop saying these things?"
One of my friends who was very tall and fat said:

"You're not talented" I got disappointed and cried.

Next day I felt lonely.


【自伝】絵を描く理由02 パーマンとガンダム

 (c)Fuzuki Arai

 

前回はこちら

 

子供の頃からそんな調子だったので、私はチラシの裏にいろいろな絵を真似しては描いていた。

 

特に放映していたアニメをよく描いた。ドラえもん。ドラゴンボール。ガンダム。

 

ひととおりアニメの線を写していると、何かしら訓練みたいになり、そのうち大まかに形をとらえれるようになった。もう少し成長すると、神社で龍とか鷹を見て「これは格好良い」と思うようになり、小学高学年では興味はそちらにうつる。

 

幼稚園時代、私のなかで勝手に流行っていたのは、機動戦士ガンダムの「ラストシューティング※」のポーズだった。※「機動戦士ガンダム」最終話。ガンダムが両脚で地面を踏みしめ、右手のライフルを真上へ突き出すポーズ

 

なぜそのシーンかというと、当時の技量ではガンダムの顔が描けなかったのである。何も見ずともガンダムを描くには、顔がないラストシューティングがちょうどいい、と思っていた。

 

そんなこんなで、幼稚園の自由時間でも友達と遊ばず画用紙にひとり絵を描いていると、クラスの男の子が覗いてきて「ふーちゃん、うまいな!パーマン描いてよ!!」と言ってきた。

 

パーマンのというのは当時はやっていたアニメで(説明省略)、もちろんガンダムに比べたら労力はいらなかった。私はいいよ、とパーマンを描いてその男の子にあげた。

 

すると、それを見ていた友達から次から次へと依頼がきた。自由時間ぜんぶを使い、そのまま同じように、ほとんどクラス全員に描いた記憶がある。

 

みんなから絵が喜ばれ、さらに「うまいね!うまい!」と言われた。私は褒められるのに慣れていなかったし、同時に3人以上から話しかけられたことで私は困惑し、目線は教室の床ばかりをオロオロ見ていた。

 

そして、おもわず私はちいさな声で「あんまり上手いって言わないで」と、友達の前で言ってしまった。

 

すると、それを聞きつけたひときわ身体の大きい男の子が、私に言ってきた。

「じゃあヘタっていえばいいのか!!」

「ヘタ、ヘタ、下手クソ!!」

 

あまりにも近くで叫ばれたので、耳の奥が痛くなってしまった。

 

次の日から、私は一層、孤独が好きになった。

 



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